冬の車内は寒い
冬の車は朝でなくても寒いものです。当然ヒーターはつけますが、エンジンをスタートさせてヒーターをつけるので、車内が暖かくなるまでに結構時間がかかるのが難点です。
カラダ冷えた状態のままでは、肩や首まわりに余計な力が入りますし、指先や足元など末端が冷えていれば、なかなか思うように動きません。こうしたことへの対策を書いていくわけですが、最初はちょっとしたコツから入っていきます。
まずは大きくゆったりとした呼吸です。これだけでもカラダを温めることができます。そもそも体温を上げようと思えば筋肉を動かさなければなりません。筋肉を使えば、筋肉が熱を発して体温を上げるのです。車内という限られたスペースで、手っ取り早く筋肉を動かす方法が「呼吸」というわけです。
普段呼吸するのに意識はしないのですが、大きくゆっくりとした呼吸を意識した複式呼吸をすれば効果があります。胸、特にろっ骨に手をあてるとうまく意識的に呼吸することができるそうです。
こうして意識的に呼吸して筋肉が使われるとカラダが温まります。実は運転に集中すると呼吸が浅くなるのです。同じ姿勢をとり続けるのでカラダも強張ります。運転前や休憩時に大きくゆったりとした呼吸で体温を上げましょう。